急激な円安①
円対ドルの為替開始時には1ドル=1円でスタートした為替市場ですが、現在では1ドル=76円で取引されていますね。
一昔前では【固定相場】が用いられていたのですが、当時のレートは1ドル=360円でした。
十数年という短期間になぜこれだけ変動したのかみていきたいと思います。■ 第一次世界大戦の終了
第一次世界大戦が終了し、金本位制の復活が議論の的となりました。
第一次世界大戦中に2円4銭から2円63銭で戻るかが論点となり、当時の内閣は2円の方である【旧平価】での為替をスタートさせました。旧平価での為替スタートは、当時のマーケットを無視した形であり、それに伴う企業の業績悪化が著しくなりました。
経済的に窮地に追い込まれた日本は、軍が介入して為替操作を行うことになりました。
■ 金本位制の終焉
各国で国際的に用いられてきた【金本位制】でしたが、政治動乱に弱いということで、イギリスが金本位制を廃止しました。
それに伴い、日本も金本位制を廃止。
日本では一気に物価高が進み、円安となりました。